天然求心力アルファ
劇団員募集- ちょっと説明 -
みなさんこんにちは、天然求心力アルファ主宰の山口純です。旗揚げ25周年を迎え、天然求心力アルファは今後の活動をより楽しいものにしていくべく新たな劇団員を募集いたします!
天然求心力アルファは「毎回このジャンルのお芝居をやっていこう」というようなジャンル縛りをしていません。『自分たちがやりたいものをやる』という信念でお芝居を作っています。
ゴールデンウィークには大須の劇場「七ツ寺共同スタジオ」で即興公演『みんな!即興だよ!』という演目を毎年行っています。(なぜ即興公演をやっているのか、というのを説明すると長くなるので一番下にまとめました。気になる人は読んでくださいね。長いけど。)
みんな働きながらお芝居を作っているので公演予定などはみんなで相談して決めています。みんなが楽しく、無理なく芝居ができるような環境を整えて行きたいと思っています!(現状は団員が4人しかいないので相談することが少ないのです...)
そして募集要項・募集ジャンルは以下の通りです。劇団のこれからを一緒に楽しんでくれる方をお待ちしています!
天然求心力アルファ
概要- 劇団の説明 -
劇団名 | : | 天然求心力アルファ(てんねんきゅうしんりょくあるふぁ) |
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現団員数 | : | 男性3名、女性1名 |
活動場所 | : | 基本的に名古屋市(他地域、他県でも興行を行う可能性があります) |
活動目標 | : | 演劇公演・演劇イベント・演劇企画を年1回以上、ゴールデンウィークに即興公演 |
稽古 | : | 基本的に月に2回、日曜日の午後に行っています(公演が近づくと公演に向けての稽古がじわじわ増えます) |
稽古場所 | : | 名古屋市演劇練習館アクテノン、その他名古屋市の施設 |
団費 | : | 月2,000円 |
募集要項- 要チェック -
年齢: | 高校一年生から50歳まで(高校生は親の承認が必要) |
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解説:「高校一年になる学年から」という事です。50歳の上限は主宰の山口が50歳だからで、年上は気を使ってしまうからです。 | |
募集区分: | オールジャンル |
解説:オールジャンルとは演劇に関わる全てのジャンルで、「俳優・音響・作曲・照明・作家・演出・舞台監督・大道具・小道具・衣装・宣伝美術・舞台制作・等」を表します。漏れてるジャンルがあるかもなので「等」とぼかしていますが、演劇に関わるすべての分野を募集してると思っていただければです! | |
演劇経験: | 不問 |
解説:演劇経験がない方はもちろん、天然求心力アルファのお芝居を見たことない方も歓迎します!芸大出身で30年以上お芝居に携わり芸能事務所で演技講師をしているメンバーが1から育てますよ!! | |
活動目標: | 演劇公演・演劇イベント・演劇企画を年1回以上、ゴールデンウィークに即興公演 |
解説:年に一回は公演を行いたいと思っています。そしてゴールデンウィークには大須の七ツ寺共同スタジオで「みんな!即興だよ!」という即興公演を行なっています。 | |
その他1: | 公演時には一日中(9:00〜22:00)劇場に居ることが可能な方 |
解説:もちろん休憩とかはありますが、公演はみんなで作るものです(色々な団員募集では内緒にしている劇団が多いのではっきり言いますが、有休を取ったり学校を休んでもらって公演に臨んでもらいます。もちろん強制ではないので要相談、ということになりますが基本的にみんなで舞台を作っていきたいです!)ので力をあわせてやっていければな、と思っています! あ、ちなみに例として「今回の公演は繁忙期と重なっているので欠席したいです」というのもアリです。 |
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その他2: | 申し込んだらすぐ入団、と言うわけじゃないですので安心してください |
解説:基本的には劇団員として正式に迎え入れるのは希望を出していただいてから初めての稽古の時に面接をさせていただいて、その後3ヶ月かその間に公演があればその時までで判断をし、再度面談を経て両者の合意が取れれば晴れて入団、と言う運びにさせていただきたいと思っています。 | |
その他3: | 劇団員の知り合いは露骨にエコ贔屓します |
解説:劇団員の知り合いで芝居歴、演劇力がある程度わかっている方が「僕達とやりたい!」と言ってくれるのであれば即入団、わがままも(ある程度)聞きますので迷っている知り合いの方、お待ちしています! |
即興芝居の話
- 即興ワークショップのページに書いてあるものと同じものです -
即興芝居は演劇界では「インプロ(インプロビゼーション)」と言ったり「エチュード」と言ったりします。よくわかりません。調べてみても結局「意味は即興芝居です」となっていたり、意味を調べていても盥回し(たらいまわし)になることもよくあります。
台本(物語・セリフ)は基本無しですが、シチュエーションは決まっていたりいなかったり、登場キャラクターも決まっていたりいなかったりと、団体によって即興芝居のやり方は千差万別だと思います。
一般的には「即興芝居」自体が人間関係を円滑にする為の自己啓発や子供達の想像力やコミュニケーション力を高める為の一つの手段として行われる事が多いかもしれません。
そもそも演劇において「即興芝居」はセリフがある台本芝居(ストレートプレイ)の為の訓練にしばしば使用される稽古手法です。セリフがあったとしてもライブで展開される「演劇」は決まっているセリフを言う時に毎回必ず同じ台詞回しで言うことはほぼ※1ありません。僕はそう思っています。そのセリフを言うまでの流れ、役者達の体調、客席側の空気の軽重、等様々な要因で「その瞬間での正解の台詞回し」は変わります。口から台詞が吐き出されるまでには必ず即興性が求められると思っています。
その即興性を磨くために稽古では「即興芝居」を行うことがありますが、これは実際にお客様の目に入る事はなかなかありません。例えばある劇団が公開稽古を行なっていたとしてもそこで劇団側が見学してもらうモノは「間も無く行われる公演のどこかのシーンのエチュード」がほとんどで、「即興芝居を見てもらおう」とする劇団は非常に低い、どころかほぼ皆無でしょう。
しかし、役者の能力で出来不出来が大きく異なるこの即興芝居、お客様に見せられないのは非常に...惜しい。なぜなら、そこで紡がれる言葉は二度と同じセリフはなく、セリフに縛られないことにより(時に高名な作家が記述するテキストよりも)秀逸なやり取りが行われることが非常に多い。これをなんとかしてお客様に見せる事はできないだろうか?
かくしてお客様に最大限の感動をもたらすことを目的に、役者の能力が最大限に必要となる『天然即興』で、名古屋の演劇事情からすると最大限に安い料金で見ることができる興行『みんな!即興だよ!』は行われることとなりました。
※1:稀に何回見ても役者達が全く同じ台詞回しで芝居が進むお芝居がありますが、ある意味プロだな、と思う反面、それって多分どんな役者がやってもその芝居は変わらないんじゃないかなって思って僕はそういうのは好みではありません。僕は『役者が見えるお芝居』が好きなので。
ここまで読んでいただきありがとうございます! 興味があったら即行動!
入団希望、お待ちしています!